6/20-30 COSMIC WONDER exhibition “Khadi is not a cloth. It is thought” at STARDUST
From Beautiful Khadi Village
COSMIC WONDER
“TENJIKU DIALY”
at STARDUST
世界が慈愛の手の中でそれぞれの場所で休息を。
穏やかな夜の帳が明けて
COSMIC WONDER が STARDUSTに舞い降ります
“Khadi is not a cloth. It is though”
STARDUSTでは、「TENJIKU DIALY」展 を開催いたします。
前田征紀がインドのコルカタへ旅をし、
訪れたカディ村での出来事が春夏コレクション「TENJIKU LIGHT」となりました。
それは、美しい暮らしの空間を想像したコレクションです。
本コレクションの真髄となるカディはかつてはインドのどこの農村でも織られていた
手紡ぎ手織りの風合い豊かな綿布です。近年、この美しい布を
インドの特別な工芸として繋いでいく動きにあります。
手織りの綿布カディは肌触りがとても気持ちよく、
暑い夏に清々しい風を通してくれる優しい衣となりました。
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うつくしいカディの村
インド・コルカタの都市から車で6時間ほどの長い道のり。
道中、椰子の実の果汁を飲んだり、ショッキングピンクのペーパーナプキンとともに
ロティーや土器茶碗に入ったチャイをいただきながらカディの村に辿り着いた。
4月の西ベンガルはすでに灼熱の日差しにより歩くことも容易ではないが、
ありがたいことに村の人たちがたくさんで出迎えてくれた。
村の家はほとんどが木の構造に土を塗った土家のようなもので、
そこに草葺き屋根がのっている。工房の火をおこすおくどさんも土間から土が生えたような作りで、
そこで糸の精錬をしている。原初のような美しい光景が残っていることに嬉しくなり、
私たちのカディがここで織られていることをとても愛おしく感じた。
糸の精練から織までを村の人たちが分担で行っている。
現在、糸紡ぎは昔のガンジーのチャルカから複式チャルカになっている。
糸紡ぎや糸巻きは女性が行い、大きな幅広織機の機織りは男性の仕事になっている。
ある織機は土間を掘り、高機を半地下に埋め込んだようなものが印象的だった。
湿度が必要なのだ。昔はどこの村でもカディを作っていたのだろう。
日本でも植物から繊維を取り出し自然の布を各地の農家で作っていたのはさほど遠い昔のことではない。
織機の心地よい音が響く村はみんな楽しそうだ。村の家々を案内してくれたり、
木によじ登りマンゴをとってくれたり、賑やかに話をしながら村の中を散歩した。
その日、カディの布などを藍染めしていた古い工場跡の美しい宿に泊まった。
夜、庭を散歩していると、たくさんの無数の蛍が菩提樹の木々に鈴のように輝いていることに気がついた。
その美しい光はこの旅の私たちへのギフトとなった。
Apr 1, 2020
前田征紀
今回の旅とカディを繋いでくれた江崎正代さん、
そして、私たちのカディをブロックプリントまで仕上げてくれる
コルカタのウシュマさんとモニカさんに感謝と愛をこめて。
会期:
6月20日(土)- 30 (火)
本展、限定アイテムとしてカディのBath towel、Hand towel、Ecoバックをご用意いたします。
美しき暮らしの道具や衣が日々の輝きをつくり光の空間へ。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
本展の限定アイテムとして、カディのBath towel、Hand towel、Ecoバックをご用意いたします。
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Center for COSMIC WONDERでは 6月20日(土)と
ここ、京都のSTARDUSTで本展覧会を6月20日(土)より同時開催いたします。
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東京青山のCenter for COSMIC WONDERでは「にほんくらし籠」展も同時開催されています。
籠展もお楽しみください。
美しき暮らしの道具や衣が日々の輝きをつくり光の空間へ。
東京都港区南青山5-18-10
午前11時 − 午後7時
京都市北区紫竹竹殿町41
午前11時 −午後6時