9/15 sat to  9/23 sun Taro Tabuchi exhibition “Trajectory of the flame” at STARDUST

田淵太郎  「炎の軌跡」展  “Trajectory of the flame”

 

炎の軌跡は 白磁の肌に その 瞬間の色彩を 永遠に 刻みます。

田淵太郎さんの作品を見つめていると、

淡く 甘やかな 儚い色彩 に宿る意思を持った炎の情熱が

まるで語りかけてくるかのようです。

はじめて田淵太郎さんの 器を見たときの 衝撃を忘れられません。

繊細で洗練されたフォルムに、透明感のある その儚いオーロラのような

色彩の美しさに 心が震えました。

それが薪窯焼成で窯変した白磁なのだと知って、

私はますます心惹かれたのです。

薪窯は炎の変化や生じる灰によって、独特の窯変をもたらします。

そう、田淵さんの 器に 見られる 薄い桜色や 若草色が滲む 淡い色彩は、

釉薬によるものではなく、窯の中で燃え上がる炎の足跡が生んだ色彩だったのです。

薪窯も自ら建て、地元の山に入り、虫食いや立ち枯れの木を切り、

薪を割り、窯の炎を燃え上がらせ、全ての工程を田淵さん自身が行います。

 

初めての窯で焼いた作品は殆どが惨敗だったそう。

 

失敗を重ねながらも、追い求めてきた、炎の軌跡が生み出す色彩の美しさに、

田淵さんの情熱を感じます。

なめらかな乳白色の磁器の肌に あらわれた淡い繊細な色彩に秘められた

『炎と 作家』、田淵太郎その人の、

力強い情熱とスピリットを感じて頂けたらと思います。

ぜひ この機会に田淵太郎さんの作品群をご覧ください。

(初日15日は、田淵さんも在廊されます)

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日時  9月15日(土曜日)ー9月23日(日)

11:00~18:00

場所  STARDUST 

期間中 カフェの営業は縮小して営業しております。

ランチはお休みをいただいていますが、

お飲み物やデザート、軽食を楽しんで頂けます。

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田淵太郎プロフィール

1977年  香川県生まれ

2000年  大阪芸術大学卒業 

2003年  朝日現代クラフト展で優秀賞を受賞

2005年  第7回国際陶磁器展美濃に入選

2007年  香川県高松市に穴窯を築窯

2015年  現在、同地にて 作陶