8/2 Tue – 8/10 sun Pains Nature / Shinya Pain Shinya Inagaki at STARDUST

突然のお知らせとなりますが、すごくすごく素敵なお知らせを。

8月2日(火)より8月10日(日)まで、Shinya Pain (シンヤパン)の

パンの販売のイベントを開催いたします。

もしかしたらパン職人なら、そして食いしん坊の方なら

Shinya Pain (シンヤパン)のことはすでにご存知かもしれません。

パリジャンが彼のつくるパンを求めて毎日行列を作る

パリのモンマルトルに店を構える稲垣信也さんのShinya Pain (シンヤパン)。

そんな信也さんのShinya Pain (シンヤパン)の販売と

8月7日(水)午後7時からは トークイベントも開催いたします。

すごく興味深いお話が聞けそうです。

ぜひこちらもお越しください。美しくて美味しいナチュールワインと

一緒に楽しんでくださいね。

フランスの地方には小麦の栽培から製粉、パンづくりまでを自ら一貫して行う

「ペイザン・ブーランジェ(農家パン屋)」 に魅せられた信也さんは

2000年にフランスに渡って以来、素朴て無骨な味わい深い農家の作る

名も無き、だけど誰もが村一番と認めるパン焼き名人の農家パン屋を訪ねて、

暮らしを共にしながら、日々の糧である彼らのパン作りを学んでいきました。

自然エネルギーを利用した熱源の窯、水車の動力を使った石臼挽き、

パン職人/ ペイザン・ブーランジェ達は自ら古代小麦の栽培し

オーガニック農園で汗を流し日々のパンを焼く。

村での日々の仕事はパンを焼く傍ら、ペンキ塗りから、

畑の仕事、養蜂の手伝いと、人々と暮らしを共にしながら

その真ん中にある 日々の糧となるパン作りに、人々の生きる本質のようなものに

触れていくことになります。

そうした経験の後、信也さんはパリへ。これまで焼いてきた素朴な田舎パンとは

また違うパリのブーランジェリーでの研修を経て、信也さんはシェフパテシエとしても活躍し

経験を重ねていきました。

いつしか気がつけば、フランス人も納得し、うまい!と言わしめるパンを焼くようになって

いた信也さん。

確かな技術はもちろんのこと、その人柄や誠実さや信頼が

信也さんを名だたるプロジェクトや店の立ち上げに関わらせることになったのは

ごく自然なことでした。

当時フランス国内で起きていた作り手や自然との関わりに敬意と未来を想う

オーガニック食材への自然回帰のムーブメントの中に信也さんの存在がありました。

そんな流れの中に身を置きながら信也さんの想いに、はっきりとした輪郭が生まれていきます。

「テクニックにこだわるパンづくりではなく、つくり手を大事にする農家のようなパンづくりをしたい」

タイミングと縁が繋がり、信也さんはモンマルトルに物件を見つけて、

想いが沢山詰まったShinya Pain (シンヤパン)がオープンしました

Shinya Painにはフランス全土から顔のわかる、気心の知れた生産者たちから素晴らしい小麦が届きます。

その土地の風土の記憶を宿した個性豊かな小麦の声を聴き、愛を持って

焼き上げられたパンが並ぶShinya Pain (シンヤパン)は

パリの地元の人に愛されて、遠くてもわざわざ足を運ばせたくなるような

行列のできる人気のパン屋となりました。

そんな信也さんの焼くShinya Pain (シンヤパン)をぜひ食べてください。

そして信也さんに出会ってください。

信也さんの焼くパンを、今回こうしてSTARDUSTからご紹介させてただくことは

大変光栄なことです。

この貴重な機会をくださった A little placeの宇佐美紀子さんと成井さんに感謝しています。

今回のShinya Pain (シンヤパン)のイベントの協力はお二人のご尽力によるものです。

(そしてなんとこのイベント初日である8月2日は、A little place 記念すべきオープンの日でもあります。

ぜひ足を運ばれてください。宝石のように美しいアトリエが誕生しています。)

そして、今まさに日本中で在来種の種への賛歌の旋風を起こしている

『種と旅と』のイベント期間中に、こんなに素敵なイベントを開催できる

タイミングにも大きな計らいを感じています。

信也さんのこれまでのフランスでの機軸に想いを馳せると、自ずと繋がってくる

在来種である古代麦の存続を日々の暮らしの中で守ってきたフランスの生産者への想い。

在来種の種に敬意を払い守って次世代につなげようというこの動きは

世界中の人類の共通するものとなっていますね。

あぁ、話は尽きません。

信也さんのお話!とても楽しみです。

こちらは予約制です。

その夜STARDUST はフランスの田舎の村のパン屋がイメージ。

暮れゆく夕暮れ、キャンドルの灯りが揺れる中

Shinya Pain の美味しいパンと美味しいワインを味わいながら

信也さんのお話しを伺いましょう。

ぜひお越しください。

ご予約は店頭までお電話にてお申し込みくださいね。

信也さんは、日曜日午後3時半にはSTARDUSTに到着予定。

それ以降の時間は店内に在廊されます。

ぜひ信也さんに会いにいらしてくださいね。

Pains  Nature  / Shinya Pain 

talk event

日時   8月7日(水)

     19時スタート 

オープン 18時半より 

参加費  1000yen    (要ワンドリンクオーダー)

要予約  店頭までお電話にてご予約ください

     075-286-7296

定員   16人 

win :   礼奈さんと目黒さんの素晴らしいワイナリー

Fattoria AL FIORE より届く美味しいワインもお楽しみください

Shinya pain 稲垣信也 

山梨県「ブラテーロ」を経て2000年に渡仏。

3年間各地の農家でパンを学ぶ。「レ・メートル・ド・モン・ムーラン」で

古代小麦栽培、石臼の粉挽きやパン作りを経験後、

パリ「テロワール・ダウニール」パン部門の設立に携わる。

現在はパリのモンマルトルにて自身のパン屋を営む。