11/20 -28 Daisuke Uetsuki solo Exhibition at STARDUST
植月大輔 個展
「晩鐘」
植月大輔の個展を開催させていただきます。
ここ数年その才能をめきめきと花開かせ
進化を続ける、木工の植月大輔。
彼の作る作品に共通して感じる、凛として
静かなるもの。
繊細で情緒的なラインに帯びる蒼い焔(ほのお)の残像。
これらは作者がものづくりに込めた祈りだと感じています。
数年前、はじめて植月大輔に出会った時から
一貫して変わらないその想いは、作品に命を吹き込みます。
そうして、作者の手から生まれた作品達はある種の周波数と共鳴して歌っているのではないでしょうか。
その歌を『晩鐘』と題したのではないかと感じています。
渾身の作品たちが並びます。ぜひ出会いにきてください。
以下 植月大輔からのメッセージです。
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今展ではバルビゾン派画家やその時代背景からインスパイアされた家具や小物などを作ってみました。
バルビゾン派以前の絵画で描かれる風景とは画家の想像や妄想でユートピア的に描かれ、絵画のヒエラルキーでは宗教画をピラミッドの頂点とし、最下層の風景画ではまだまだ食べていけなかった時代に、積極的に、そしてそこに存在するありのままの風景を描いたのはなぜだろうか。
バルビゾン派初期のミレーは宗教画への未練も残りつつも、産業革命の波がフランス全土に拡大、美しい自然が破壊されようとしていることへの当時では強いメッセージをもっていたであろう絵画で最も平和的シュプレヒコールをバルビゾン派メンバー一丸となってあげたのではないかと考えてます。
晩鐘の意味がとても京都の風景と重なりました。このテーマは美しきSTARDUSTでやりたいと思いました。
京都にお越しの際は是非訪れて欲しい店です。
お楽しみにして頂けましたら幸いです。
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植月大輔 個展
「晩鐘」
11/20-11/28
在廊日 20、21、28
STARDUST(KYOTO)